結婚2年目の新妻が、”夫のトリセツ”を読んで思うこと

ブログを読んで頂き、ありがとうございます。

結婚して1年半。

日々の細かいことではありますが、

夫にイラッとしてしまうのはなぜだろう?

の疑問を解決するべく、

脳科学・AI研究者の

黒川 伊保子さん著

夫のトリセツ

http://ihoko.com/books

この1年半の夫に対するモヤモヤが、

この一冊で全て消え去りました!!

こちらのブログで世の妻たちの

モヤモヤ・イライラが

大きく改善できるはずです。

男女の脳は全く別モノ?!

恋愛においてよく耳にするのが

”男性はフォルダで個別保存”

”女性は上書き保存”

というような話があります。

同じように、

男性は動くモノを察知する能力に長けており、

女性は細かい変化に目を光らせて察知する能力が

備わっています。

それぞれ、はるか昔の狩猟生活の生き抜くための力ですが

今も、男女で役割があり、

それぞれの得意分野で大きく力を発揮します。

まず、妻・夫関係なく

相手は全く異なる構造の脳の持ち主なんだ

ということを理解することから

良好な夫婦関係の構築が始まるのです。


職場にお子さんがいる女性がいる場合は、

後ろにも目がついているのかと思うほど

周りへの気遣いができていたり、

先読みして動いてくれたりしたことに遭遇したことはありませんか?

もちろん女性は出産経験に関わらず、

周りを見る力が優れている方もたくさんいますが、

出産経験がある女性は顕著に

こういった能力が高い傾向があります。

それはなぜか・・・

過酷な環境で子供を育てるために必要な

狭い範囲の周囲に対する察知能力の高さが脳に刻み込まれているからです。

反対に、男性はあまりそういった方に遭遇したことは

約30年の私の人生ではなかったです。

日本語なのに伝わっていない?!

どういう事?

って思いますよね。笑

日本人同士で結婚しても

妻が夫に対して発する言葉には

言葉通りではないことが多々あります。

私の場合、

よくやってしまうのが

”ご飯できたよ〜”

と夫を呼んでしまうことです。

実はこの

”ご飯できたよ〜”

には他にこんな意味が含まれています。

”テレビを見るの中断して、テーブルを片付けて〜”

お箸や小皿並べて〜”

”冷蔵庫から飲み物やソース、ドレッシングも出して〜”

意味が含まれています。

・・・こんなに図々しいのは私だけかもしれませんが(-_-;)

実家の母や、女ともだちなら

この

”ご飯できたよ〜”

で全て理解してくれるのです。

だから、

なんで、席についてテレビを見ているんだろう、とか

片付けてくれないなんて、気が利かない

なんて思考になり、プチイライラが始まってしまうのです。

ただし、夫の脳では

単に

”ご飯できたよ〜”

はそれ以下でも以上でもなく、

ご飯ができた事実としてしか受け取ることができません。

そこで私は

”ご飯できたから、すぐ食べられるようにテーブル片付けてもらえる?”

”ご飯できたから、お箸とドレッシングだけ用意してもらえると助かるんだけど、お願いいても良い?

等、依頼する理由や、妻が喜ぶ等の感情を伝え、

できるだけ端的に、上からの指示にならないようにトライしてみました。

もはや実験です。笑

結果は見事、

日本語が伝わって、夫がご飯の準備をしてくれたんです!!

今まで勝手にプリプリしてごめんよ

と、反省したのは言うまでもありません。

できる妻=物わかりのいい妻”の時代は終わった?!

私の両親世代は、女性に経済力もなく

世間体もあってか、

子供を抱えて離婚することは想像以上に過酷なことでした。

現在は、出産しても仕事を続ける女性も増えて、

女性の発言権が高まってきています。

同時に、離婚へのハードルはかなり低くなってきているように感じます。

昔ながらの考え方では、

一家の主である夫が一番偉く、

妻は夫を支えるべし

といった風潮が長らく続いていました。

現在は夫婦は対等で、尊敬し支えあえる事が理想

という結婚に対する価値観が高まってきています。

ということは、

家庭での改善策を思っていても口にせず耐える妻より、

自立心もあり依存しすぎず、尚且つ最善は何か意見を発信する事ができる妻

の方が、厳しい時代には求められるではないでしょうか。

外では今まで通り、日本人らしく夫を立てる

といったルールを守ると、

夫のプライドを傷つけることなく、円滑に意見が通るのでおすすめです★

夫の言葉をそのまま受け取るべし!!

いつも、何が

きっかけで夫にイラッとしますか?

私はほぼ100%

何気ない夫の言動

です。

代表的なものは、本の中でも紹介されていましたが

”言ってっくれればやったのに”

え?!

言わなきゃわからない?

って思ってしまっていましたが、

全く悪気なんてないのです。

むしろ、気を聞かせて聞いている

ぐらいのトーンですよね。笑

脳の理解をしてからは、

言わないとわからないな。

夫が特別なんじゃないんだな。

と考えて、イライラは収まりました。

第二位は、

”今日のご飯は〇〇なの?”

”コレって俺がやればいいの?”

という確認の言葉。

コレも全く悪気はありません。

でも、妻からすると

”〇〇ってあえて確認するあたり、品数が少ないってこと?”

”仕事で疲れてるんだから、君がやれよって意味?”

な〜んて変な深読みをしてしまうことも・・・。

でも、夫はそんな事全く

含みをもたせたつもりで言ってないのです。

そう思うと、だいぶ気持ちが楽になりませんか?

まとめ

初めてこの本を読み切った際の感想は、

”な〜んだ、夫、めちゃいい人じゃん。”

でした。笑

妻がイライラしていても、何も生まれないですし

誰も幸せじゃないですよね?

だからといって、どちらかが我慢したうえで成り立つ関係は

最善な関係とは言えません。

相手に合わせる関係

のではなく、

相手を理解し、互いの心地よさ、居心地の悪さに

寄り添った気遣いができる関係

を目指して行こうと強く感じたのでした。

出産や子育てのイベントが発生して、

5年10年経って、夫婦に危機が訪れたとき、

読み返したい、そんな一冊です。

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